2022年7月11日晴れ
38歳を迎えました。
妻の誕生日の際にも書きましたが、妊娠中に誕生日を迎えるということは、私にとって貴重に感じています。
私の誕生日前には、安倍元首相が銃弾に倒れるという事件がありました。
各国から「日本は武器を持つことについて世界でも最も厳しい法律があり、世界で最も安全な国だ」と言われている日本にも関わらずこのような事件が起こりました。
また、未だにロシアウクライナ戦争も終息の目処もたっておらず、両件とも2022年とは思えない時代とは逆行するような出来事が起こりました。
日本の人口減少も深刻で、出生数においては、私が生まれた1984年では約150万人でしたが、令和3年では約81万人まで減少してしまいました。
毎年、2〜3万人くらい出生数が減っており、これは、もはや全員が一斉に子作りをしても、減少は防げないところまできてしまっているそうです。
海外と肩を並べるくらいの自国の生産力もないため、スタグフレーションからの脱却や税金の緩和は難しいと感じます。
かと言って、生産力を高めるため、若い海外の方を受け入れることにもネガティヴですし、ベトナム人実習生の受け入れ後の問題などで、国際的にも日本の魅力度は年々下降しているため、日本で働きたい海外の方も減少していることが事実であります。
そんな状況の中、子どもたちの未来が不安でなりません。
ただ、私は日本に生まれたからには責任があると思います。
時代の流れが早いため、数年前までのあらゆる概念は通用しないと痛感しているので、親自体が子どものためにアップデートし続けていかなければと強く実感します。
これまで「平和」という二文字の思い込みにより、「まぁ、取り敢えずは生きていけるか」「特に夢も、やりたいこともない」という日本人が増えていっている傾向にありましたが、ロシアウクライナ戦争と安倍元首相の一件でそうとも言えなくなってきたと思います。
一人一人がマジで死ぬ気で頑張らないとです。
そんなことを強く思わされる誕生日となりました。
金藏直樹