インタビューに答えていただいたのは、DNAトレイツがG1(アジア・縄文タイプ)の割栢菜月さん。

介護の仕事を22歳からスタートし、今まで介護施設や訪問介護など多くの介護現場を経験してきました。
おじいちゃん、おばあちゃんへの愛に溢れ、「介護の仕事を通じて、家族の代わりに幸せな時間を共有したい」と語ってくれました。
最後の時を一緒に過ごす仕事だからこそ、人間関係が一番大切だと言う菜月さん。知れば知るほど、DNAトレイツの重要性を感じています。
「あなたにしかない強みがある」周囲に理解されず、自分を蔑むことが多かった私が救われたDNAトレイツ
自営でサロンを開いている憧れのお友達から「私と同じDNAタイプだと思うよ」と話をされて、「その子のように独立して仕事をしてみたい」「その子のようになりたいし成長したい」と思い、DNAを採取することにしました。
DNAの結果は、やはり同じタイプ。
当時は自己啓発にハマっていたこともあって、新しい情報を知ることがとても楽しかったことを覚えています。
元々は他人にばかり関心があって、自分に関心が持てませんでした。自分を蔑むことも多かったのですが、DNAを知ることで自分にも興味を持ち、「縄文にしかない強みがある」と言われて希望を持ちました。

縄文タイプは、五感が優れていて直感が鋭い人が多いのですが、周りからは突拍子もない発言に思われることが多かったです。
周囲に自分の感覚を伝えてもなかなか理解してもらえなかったので、直感が鋭い縄文タイプと分かって、「私の感覚は間違っていなかったんだ」と安心しました。
もう一つ周囲に理解されにくかった性質として、人より落ち込みやすく自分を責めてしまうというところがありました。「なんでそんなに落ち込むの?」と心配されたり、病んでいる人と思われてしまうこともありましたが、これもDNAの特性だと知り、「仕方のないことなのだ」と分かって救われました。
「面倒くさいと思われないかな」「嫌われたらどうしよう」そう思うと、なかなか人に相談もできませんでしたが、DNAの特性を知ってくれて受け入れてもらえる場ができたことが一番の安心となりました。
今は、落ち込むことはあっても前よりは自分を責めなくなりましたし、「食べ物や気圧の影響かな?」と客観的に考える視点も持てるようになりました。
相手の何気ない一言を感情的に捉えず「相手にも事情がある」と考えられるように
仕事は、介護施設で働きながら介護士専門のカウンセリングを行っています。カウンセリングのメニューにはDNA検査も取り入れて、DNAトレイツをベースにしたカウンセリングを行っています。
DNAトレイツを知ってから、職員同士の人間関係に気を遣って疲れてしまう施設で働くよりも、周りを気にせず利用者さんとの自分を大切にできる訪問介護の方が合っていると感じ、スタイルを変えました。
人と協力するのは嫌いではないのですが、五感や感性が鋭い縄文タイプの私は、人数が増えれば増えるほど受け取ってしまう情報も人より多いため、疲れてしまうことが悩みでした。
その点訪問介護は、基本的には利用者さんと一対一の関係ですし、周りを気にせず利用者さんに愛情を注げるのも合っていると感じています。
自分一人なので何かあった時に怖いと思っていましたが、縄文タイプはトラブルや非常事態に強いと聞いてからは、確かに自分もそうだと納得して安心材料になりました。例えば地震の時も何をすべきかが瞬時に思い浮かぶので、言われてみたら得意だなと思いました。
また、相手のちょっとした一言で否定されたと感じてしまうと、相手を敵視してしまったり心を閉ざしてしまうことがありましたが、相手にも事情があると感情的に捉えることが少なくなりました。
男性との付き合い方も変わりました。
以前は、何か問題が起こるとすぐに「別れよう」と言って、相手の愛をを試してしまうところがありました。その結果、最終的に「重いのが無理」と別れを切り出されてしまうことが多かったです。
付き合っても3か月~半年くらいで別れてしまったり、追いかけるタイプでもあるのでダメンズと付き合うことも多くて、今思うとちゃんとした恋愛とは言えませんでした。
DNAを知ってからは、恋愛においても自分がどれだけ感情で受け取っていたかと自覚することができました。
例えば、「え?」と言われただけでも、相手は単に聞き返しているだけかもしれないのに「怒っているかも」とびくびくしていたので、全部感情的に受け止める必要はないんだと知りました。
最近まで付き合っていた彼とはちゃんと話合いで別れることができて、相手を嫌いになることなく別れられたことが大きな進歩でした。
DNAトレイツを活用した愛のある介護施設を!
自分のDNAタイプを知るだけではなく、相手のタイプも知ることで人間関係がとても楽になることを知りました。
将来の夢は、DNAトレイツを知った職員同士が働く、お互いを理解できるような介護施設を作りたいと思っています。トラブルがあっても協力していけるような、小規模多機能型居宅介護の施設が作りたいです。

介護という仕事は本当に素晴らしい仕事だと思っているのですが、何でこんなに離職率が高いのか、人間関係も殺伐としてしまうのかと疑問でした。勿論、全部の施設がそうではないと思いますが。
本来であれば、愛の交換ができる仕事のはずです。職員が疲れていたり、自分の家庭が上手くいっていないと、施設全体もギスギスしますし、イライラをお年寄りにぶつけてしまうこともあると思います。
利用者さんの人生に携わっているので、できれば幸せに亡くなって欲しいですし、家族の代わりに私たちと良い思い出を作ってもらう場所にしたいです。
職員だけではなく、利用者さんのDNAトレイツも知っていれば、その方にとって何が最適なケアなのかが分かりやすくなると思うので、その人の背景や性質を知るためにもDNAトレイツを知ることは大切だと思います。
勿論、私と同じ悩みを抱えている縄文さんにも、是非ともDNAトレイツを知って欲しいです。
「楽になるし分かってくれる人もいるよ」「戦う必要も無いんだよ」と伝えたいです。
昔を振り返ると、勝手に感情的に捉えて相手を敵視してしまっていたので、被害妄想だったなと思います。「裏で馬鹿にされているのでは」と妄想してしまったりすることもありましたし。
私もこれからももっと成長していきたいですし、DNAトレイツを知って救われたので、恩返しをしていきたいです。